2014年 12月 08日
夜の観察会
12月7日の午前0時に21名の熱心な参加者が集まり、銘苅港川自治会長の里浜活動のお話のあと、
漆黒の海に繰り出しました。
最初のトゲアナエビ釣りは、エビとエサの海草のリュウキュウスガモの取り合いで力比べをしましたが、トゲアナエビの引きの強さにいつも負けてしまいます。
相手は久しぶりのエサを必死で獲得しようとしているだけに、その力は半端ではありません!
トゲアナエビ釣りは、大人もこどもも夢中になって楽しめました。
満月のせいか?夜光虫もあまり光ってくれず、グルクンの幼魚の水面からの飛び出しも少なく、前半はいまひとつ盛り上がりませんでした。
そんな時に、珍しいゴマモンガラの幼魚を見つけてくれた人がいて、私が説明したのですが、後で奥さんが「モンガラカワハギと言いながらゴマモンガラの説明をしていた!」と注意を受けました。
みなさんご免なさい、ゴマモンガラに訂正させて下さいね。
それから、岩の上のイソアワモチを観察してから折り返し、
ウナギのようなウツボのような1m位ある魚?を発見し、みんなで必死になって捕えようと大騒ぎの格闘になりました。
これがその正体ですが、ただいま調査中で~す。
その後は、タツナミガイの卵塊や
クルマエビ、
ハコフグの仲間で蛍光ブルーの斑点のあるコンゴウフグ、
砂に潜って寝ているべラの仲間、
絶滅危惧種で珍しいカサノリがイソスギナといっしょに生えていたり、
きれいなカサノリの群体も見つかり、ビックリ!
とても盛り上がった観察会の最後に、イジャイで帰って来た人にタコやマガキガイ(ティラジャー)の収穫物を見せてもらいました。
みなさん、楽しい観察会で、お疲れ様でした。