2015年 04月 18日
砂茶わんの生みの親とネックレス
本によると、真ん中の穴の中に産みの親が入って砂茶わんを作るそうで、貝の大小で砂茶わんと穴の大きさが変わるそうですが、いまだ生んでいる所には出会ったことがありません。
これらの貝が砂茶わんの生みの親たちで~す。
今回の下見で、肉食のタマガイ類の生態を観察することができました。
最初は、タマガイだけしか見えていませんでしたが、下に小さいタマガイの仲間(赤丸印)がいることが、後で写真をゆっくりと見ていると分かりました。
同じタマガイ類の共食いのシーンでした。
大きいほうが、だんだんとにじり寄って行き、
ついに小さい貝を自分の体で覆い尽くし、
何度もでんぐり返しを繰り返し、
最後には窒息させ、
貝殻に小さい穴を開け込んで小さい貝の実を食べつくすそうです。
その後にはきれいな穴の開いた貝がらだけがたくさん残され、
糸を通すと自然のネックレスができま~す。