2015年 04月 22日
浜下り(はまうり)
浜辺では泡瀬地区のみなさんが、テントの中で三線を奏で、歌と踊りでご馳走を囲み、浜下りの伝統行事を楽しんでいました。
砂地には珍しい藻類のクビレミドロがもう終わりの時期を迎え、どろどろに溶けだしていました。
普通の貝採りは熊手で浅く砂地を掘りますが、
私のお気に入りは、モリで砂地を突いて歩き、二枚貝がいたらモリの衝撃にビックリして貝を閉じる時に「ピュ~~!」と潮を吹くので、貝がゲットできるという遊びで~す。
砂地をつついて回るといくつかの「カワラガイ」に出会いましたが、以前ほど採れずに残念!
この「カワラガイ」は沖縄の赤瓦屋根に似ていてハート型をしていてビックリしますが、
もっと驚くのは、貝の体に褐虫藻を寄生させて光合成を助けることで、
さらに驚くのは光合成を助けるのに貝がらを開いている間に「カワラピンノ」という小さなカクレガニのご夫婦が住み込むということがあり、笑ってしまいま~す。
この「カワラピンノ」というカニのメスはオレンジの卵を抱え、
オスはとても小さく「ノミの夫婦」のようで、これにも笑ってしまいま~す。
今日もいい標本がゲットできてうれしかったで~す。