2016年 11月 12日
11/12の観察会の下見
ひと月ぶりの海ですし、夜の海は8か月ぶりになるので、どんな変化が見られるかが楽しみでした。
夏と同じ格好の私たちには海水温はあまり変わらないように感じましたが、敏感に海水温の低下を感じ取ってか、海藻のホンダワラ類が成長し、いたるところで伸びているのが目立ちました。
藻類のイソスギナ、
フデノホ、
マガタマモなどが冬に向けて姿を見せ始めていましたし、
冬に恋の季節を迎えるタツナミガイも姿を見せてくれました。
白化したイソギンチャクやサンゴのその後が心配で訪れると、真っ白になっていたイソギンチャクが薄茶色になって、褐虫藻が戻ってきていることが分かりましたが、
二匹いたカクレクマノミ(ニモ)が一匹になっていたものの1.5cmくらいに成長していたのが嬉しかったで~す。
ほかのイソギンチャクも観察に出かけると、
大きくなった二匹のイソギンチャクカクレエビがいて、カクレクマノミは5匹確認できました。
三つ目のカクレクマノミが一匹しかいなかったイソギンチャクを訪ねると2cmほどになった3匹のカクレクマノミが住みついていて、とても嬉しかったです。
三つのイソギンチャクを訪ねている間に、食べると毒の強いカニのスベスベマンジュウガニ、
初めて出会ったクロテナガオウギガニ、
赤くて大きなツブトゲオオギガニ、
海の掃除屋のナマコ三兄弟や
元気なヒメシャコガイなどに出合って、明日の観察会がとても楽しみで~す。