アーサつみ講座

中央公民館の「食育講座」のアーサつみの講師依頼が「カーミージーの海で遊び隊」にありました。

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当日は曇り空の中20人ほどの参加者があり、全員がそろうまでに危険な生き物について学習してもらいましたが、

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参加者の中に聴覚障がい者の方がおられ手話通訳がついたのも初めてのことでした。

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みなさんが集まると1400種類ある海藻の中で、アーサ(ヒトエグサ)をどう見分けるかということを説明しました。

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ヒトエグサ(一重草)という名前の通り、細胞が一層でできていて柔らかくてどろっとした感触で、

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高い岩の上に生え(潮高位という)、濃い緑色(緑藻)をしたものを採集することを説明しました。

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岸辺にはイソマグロの解体した残骸があり、ビックリ!

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海の中では、たくさんの食べられない海藻やナマコ類のクロナマコ、ニセクロナマコ、オオイカリナマコなどにも出合えました。

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少し離れた岩場で再度、アーサ(ヒトエグサ)がどれかを説明して、各自で収穫開始!

何人かの「これがアーサですね!」と念押しの質問がありましたが、みなさん熱心に取り組まれていました。

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摘むは安しで、この後のゴミ取りや石取りの処理が大変で、

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アーサの高い値段の付く意味が分かるはず、とも説明させてもらいました。

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みなさんが熱心にアーサの採集中に周りを散歩すると、

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恋の季節を迎えたタツナミガイが6匹もいて、

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卵塊の「ウミソーメン」も三か所ほどで発見しました。

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また、岩をめくるとナガウニの赤ちゃんと三匹のイッカクガニもいてビックリ!

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一時間半の採集の後、岸に上がり、

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暖かいアーサ汁を食べてもらいました。

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「ダシがおいしい!」と好評で、お代わりがどんどん出ましたし、

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「どんなダシを使っているのか?」という質問も多く、ダシ袋の写真を撮って帰る方も多かったで~す。

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「カーミージーの海で遊び隊」でアーサ汁を提供したのは初めてのことでしたが、

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皆さんに大変喜んで頂けてとても嬉しかったで~す。

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by kamijiasobi | 2016-02-28 14:43 | Comments(0)

一月の浦添市の広報に文化財収蔵展示施設として「浦添市歴史にふれる館(やかた)」が2月1日にオープンした、

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との記事が載っていました。

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どんなものができたか興味があるので出かけてみると、以前の給食センターをそのまま使った施設でしたが、

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中に入ってみると展示室内を貝塚時代、グスク時代、近世、近代と四つのコーナーに分け、

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市内のどこにその遺跡があるかを地図で示し、

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具体的な出土品などを展示し、コンパクトに浦添の歴史がわかるように工夫されていました。

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とても参考になったのは近世の「石切り場跡」のコーナーで、

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粟石を切り出す方法や道具の展示だけでなく、

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現在はカーミージーのすぐそばの一か所しか目にすることができないのに、

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「石切り場跡」は西海岸一帯にあったということでした。

今後、カーミージーの散策の時は、海岸沿いも探索してみようと思いました。

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また、収蔵庫は展示できないものを収めた倉庫で、

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普段見られないものも目にできるいいチャンスになりました。

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市内の歴史ガイドのパンフレットが一杯置かれていましたので、カーミージーの海で遊び隊の「生き物パンフレット」も置かせてもらえることになりました。

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この建物のすぐ西は、とても整備された釣り場になっていて、

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そこからカーミージーの姿を見渡すことができる場所になります。
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by kamijiasobi | 2016-02-18 12:38 | Comments(0)

ウミガメの繁殖の謎

美ら島研究センターの「ここまでわかった!ウミガメの繁殖メカニズムの謎にせまる」の講演会が沖縄県立名護青少年の家であり、

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琉大生や社会人を中心にたくさんの人が集まりました。

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講師の河津勲さんは分かりやすいお話とたくさんの図を用いて解説して下さり、とてもいい講演会でした。

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最初にウミガメの種類や野外で観察できることを紹介し、

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結論としてウミガメは一年をかけて用意周到に産卵の準備をしていることを述べ、その後その詳細を丁寧に説明してくれました。

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オスは冬から春にかけ精子形成をし、その精子はとても強い粘性を持ち、尿と混和することで精子運動を開始し、一度の交尾後精子はメスの体内で1~2か月間生きている!というとても驚異的なことを知りました。

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メスも冬から春にかけ卵黄形成をし、限られた2週間の交尾期間は卵胞の成長にコントロールされていて、

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交尾の刺激で排卵(交尾排卵動物)し、受精をより確実にするメカニズムを持っている!というとても驚異的なことを知りました。

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道理で、カメが何億年も生命を維持し続けている!ということに納得し、偉大な存在だということを知りました。

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講演会の後、周辺の山々のカンピザクラがとてもきれいので、

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ドライブしてカンピザクラの写真を撮って帰りました。

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今年のカンピザクラの開花は遅れているようで、まだつぼみが開花していない木も多く、

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八分咲きくらいの木がきれいに山肌を濃いピンク色に染めてくれていました。

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これから沖縄の桜前線は次第に南下して行くことになります。

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新たにビジターセンターができていて、きれいなトイレや喫茶店もあり、いろんな自然を学習できるパネルも設置されていました。

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by kamijiasobi | 2016-02-15 11:52 | Comments(0)

3月5日の準備

次の観察会は3月5日で、真夜中の観察会はこれで11月までしばらくお休みになります。

観察会の時間も22時~24時と参加しやすい時間帯なので、ふるってご参加下さい。

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いつものように3月5日のポスターやチラシを300枚印刷し、ラミネートをかけて配布したりして回りました。

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隊員さんの隠れ家カフェ・清ちゃんにチラシを持っていくと道路工事が進んで、鉄の作業道路が撤去され出していました。

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撤去され出すと店の下の浜に砂が元通りに戻りだしたそうで、人為的な行為が自然に及ぼす影響の大きさを知らされました。

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また、宜野湾市立博物館に持っていくと、ちょうど「大山展」をしているところでした。

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3月6日までですのでみなさんも足を運んでみてはいかがでしょうか。
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by kamijiasobi | 2016-02-13 18:16 | Comments(0)

第40回観察会

1月の観察会が荒天で中止となったため、今年初の観察会となりました。

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22名の参加申し込がありましたが、インフルエンザや風邪のため5名が欠席し、17名の観察会となりました。

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穏やかな暖かい風の吹く中、最初に危険な生き物の学習をし、

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岸辺の岩場のたくさんの小さな穴がカニや二枚貝の巣穴だということを学習していると、

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たくさんのイソアワモチを発見してビックリ!

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海に入ると蛇と間違われることの多いオオイカリナマコに出合い、

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触ってチクチクするイカリ状の小さな骨片の存在を知り、

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チズナマコやクロナマコ、ニセクロナマコにも出会いました。

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花が咲いたような変な生き物がいるというので行ってみるとゴカイの仲間のケヤリムシで、

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刺激するとピュ!と管の中に引っ込むものの、しばらくするとまた顔を出すのをみんなで楽しみました。

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丸い巣穴にすむ赤いトゲアナエビを海草のリュウキュウスガモで釣る遊びにみんなが熱中し、

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釣り上げたことはあるのか?食べられるのか?と質問しながら楽しんでいると、

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危険生物で学習したガンガゼの赤ちゃん、

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毒針を持つ三角形のイモガイ、

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オオイカリナマコの模様の変わったもの、

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超でかい岩のようなごつごつしたもの、

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これを裏返してみるとアワビのようで、初めて出会うウミウシにビックリ!

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ライトを消して足元の海草藻場をかき回すと輝くばかりの夜光虫にみなさん感動の声を上げ、空を見上げると北斗七星と北極星がよく分かりました。

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先日見つけていたピンク色の貝の卵塊を見てもらい、

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帰り路でたくさんのタツナミガイや

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小さなきれいなエビ、

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あずき色の筋模様の入った2mもあるサナダヒモムシに出会い、

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透明容器に入れてみんなで観察しました。

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2時間20分のとても感動的な観察会となりました。
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by kamijiasobi | 2016-02-12 12:51 | Comments(0)

アーサつみ研修と下見

先日の「ゆんたくひろば」で決まった、「遊び隊」のアーサつみ研修会の前日に海のようすを見に出かけると、

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寒風が吹き荒れ、高波が押し寄せる中でも4人がアーサつみをしていました。

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そんな中も、鳥のカラシラサギが浅瀬の小魚を狙ったり、

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上空からはミサゴがダイナミックな狩りを展開していました。

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すると、腰まで水につかってもう一人がアーサつみに出かけ、

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人も鳥も生きていくことに一生懸命なのがよく分かりました。

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研修会当日は、昨日とは大違いのポカポカ陽気になってくれ大助かりで、メールで全員にお知らせしていたので、Aさんご夫婦とMさんとの4人の参加となりました。

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私たち以外にもたくさんの人が繰り出し、

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たくさんの収穫をゲットしている方もいました。

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Aさんご夫婦は初めてなので、岩の高い部分に生えた濃い緑色のどろっとした肌触りの物を摘み取り、後はゴミや砂などを丁寧に取り除くことを確認し、

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各自一生懸命にアーサつみに取り組みました。

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一生懸命になると知らぬ間にタツナミガイを踏んづけてしまったようで、紫色の汁を吐き出させてしまいました。ごめんなさい!

十分な収穫を得るとみなさんお家できれいにすることになり、ここで解散としました。

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私は残って海水できれいにしてから、11日の観察会の下見を兼ねて干潟を散策しました。

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恋の季節のタツナミガイのペアや

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卵塊のウミソーメン、

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大きな個体にも出会ってビックリ!

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海草のリュウキュウスガモに産み付けられたピンク色の貝の卵塊を見つけ、

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よく観察するとピンク色のしっかりした塊の中に白い粒の卵がたくさんはいっているのが分かりました。

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この卵塊に出合うのは二度目ですが、だれが産み付けたものかは不明のままで残念で~す。

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工事作業用の鉄の道路を撤去した後のモズクへの影響を心配して歩いていると、まだまだ小さいですが、

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何か所かでモズクを確認できてほっとしました。
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by kamijiasobi | 2016-02-10 23:14 | Comments(0)

第6回ゆんたくひろば

2月6日は「第6回ゆんたくひろば」の日でしたが、みなさんお忙しいようで、集まれたのはAさんと私の二人でした。

二人だけにいろんな情報交換や作業もでき、とても有意義な時間となりました。

まず、以前作ってもらった名簿の改訂版を作ってもらい、エクセルの使い方を教えて頂きました。

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次に、2月27日(土)の中央公民館のアーサつみでアーサ汁を提供することになり、食器や飲み物は中央公民館で用意してもらえるが、大鍋やコンロがないというと、Aさんがコンロを持ってきてくれることになりました。

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アーサはすでにつみに行って用意できている(2016.1.31、参照)ことを話すと、Aさんは一度体験してみたい!とのことで、奥さんもいっしょにということになりました。

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「アーサつみ研修」の日程を調整すると、2月9日(火)13時からということに決まり、このことを隊員のみなさんに知らせることになり、先の名簿のメールアドレスを使って全員に一斉通知する方法を教えてもらいました。

これは今迄一人ずつメールをしていた自分にとってはまさに革命的な早業でビックリ!

教えてもらった一斉メールの方法で、「アーサつみ研修」の日程と名簿の改訂版も送信できました。

すると仕事を持っている二人の隊員から残念ですが、平日は参加できません!とメールが届き、

Rさんからは地域のボランティア活動があり、参加できないのが残念!とか

Mさんからはお孫さんの誕生で千葉に来ていて参加できないのが残念!というメールがすぐに入り、

隊員のみなさんの積極的な姿勢に敬意を払いました。

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また、この2月に美ら島研究センターの「ウミガメの繁殖メカニズムの謎にせまる」(2/13)と

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「知っているようで知らない海藻のふしぎ」(2/20)の研修会のことを話題にすると、これも隊員のみなさんに知らせることになり、一斉通知の方法を使ってみました。

そんなわけで、今日のゆんたくひろばは私にとってとても収穫の大きな時間となりました。
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by kamijiasobi | 2016-02-07 17:16 | Comments(0)

写真提供の依頼

浦添市の環境学習講座を担当している「沖縄環境科学研究所」の髙柳さんから、

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市の環境学習ガイドブックを作成するので、写真の提供をしてほしいとのTELがありました。

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お会いしてお話を聞くと、「浦添市環境学習ガイドブック てだこの都市 浦添」A4版8ページを今年の市の予算で2~3000部作成するそうで、

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その中の海を紹介する「カーミージーについて」というページに主だった生きものを12~15種類を解説して載せる予定だそうで、

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そこに「カーミージーの海の生きものたち」のパンフレットの写真を使用させてほしいというものでした。

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私たちの「カーミージーの海で遊び隊」のパンフレットも市内にたくさん出回っていますし、同じようにカーミージーの海を紹介する出版物が増えることは嬉しいことなので、写真提供を快諾しました。

どんなものが出来上がるかとても楽しみで~す。
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by kamijiasobi | 2016-02-02 14:47 | Comments(0)

素晴らしい自然の残るカーミージーの海で楽しく遊びましょう!