カーミージーにかかる虹

カーミージーの海には毎日出かけて、海のようすを見ています。

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風の強い日には、ヨットのような帆を持ったクラゲの仲間の「カツオノカンムリ」や

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毒性の強いカツオノエボシが打ち上げられていることもあり、

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鳴門の渦巻きのような黄色いゼリー状の卵を産み付けたカサガイに出会ったり、

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ミサゴが水中ダイブを試みて、

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魚をわしづかみにするシーンにも何度も出会うことがあり、毎日出かけても飽きることがありません。

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昨日出かけてみると10年通って初めてカーミージーにかかる虹を見ることができました。

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最初のころは二重に見えることもあり、

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釣りをしている人の頭から虹が沸き立っているかのように見えることもありました。

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幸せそうなカップルが無心にカメラで虹を撮るシーンにも出会い、とても幸せな気分になれたひと時でした。
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by kamijiasobi | 2017-01-31 06:25 | Comments(0)

泡瀬のウミエラ館でウミホタルの観察会が1月27日の真夜中にありました。

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カーミージーの海では最近あまり夜光虫やウミホタルの観察ができないので、泡瀬のようすを見に出かけてみました。

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夜の10時過ぎに60人以上が集まりましたので、3班に分かれ、私も急遽スタッフの一員になり、16名のガイドを担当することになりました。

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潮が引いた干潟に出ると、小さな岩がごろごろしており、そのうちの一つを拾い上げると表面には小さいフジツボが一杯くっ付いており、裏側にはたくさんの巻貝がくっ付いていました。

「小さい岩だけど生きものが一杯住んでいるマンションだ!」と紹介すると、巻貝の一つが「おいしいカンギクだ!」ということを知っている少年がいて、みなさんの拍手が沸き起こりました。

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砂地にたくさんの「富士山のような砂山」があるのは、みんなゴカイの仲間のウンコの山で、食事で砂の中の養分や汚れを取った後のきれいな砂をウンコとして出し、きれいな海を作っていることを説明しました。



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岩に穴を掘って住み込んだ二枚貝や泥を食べてきれいなうんこをするイソアワモチに出合い、これらの生きもののお蔭できれいな海が保たれることや肉食の貝が、卵と砂粒と粘液とを混ぜ合わせ、芸術的な「砂茶わん」をつくることなどを紹介していくと、みなさん身近にある海の不思議さに触れることができたようで、とても楽しんでもらえました。

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黄色いタカラガイの「キイロダカラ」を見つけて、昔はお金として使われていたので、「貯金」「買う」「財産」などお金にかかわる字に「貝」の文字が入っているということを説明して元の岩にのせると、ちょうどこの「キイロダカラ」が産卵をしたところで、みなさん興奮気味に写真を撮り記録に残していました。

お目当てのウミホタルと夜光虫はみんなで一斉に懐中電灯を消し、足元の藻類と水を足でかき混ぜると楽しむことができました。短時間にピカピカ光るのが夜光虫で長い時間かけてボォ~~ッと光るのがウミホタルだという不思議の世界を体験することができました。

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他に、タコが巣穴に隠れているものを二匹見つけ、巣穴の周りに食べたカニの殻や貝殻をほったらかしにしているものも観察することができました。

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あっという間に2時間がすぎてしまい、「楽しかった!」と言いつつ観察会を終えてウミエラ館に戻りました。


みなさんお疲れさまでした。
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by kamijiasobi | 2017-01-28 18:37 | Comments(0)

今年一番の冷え込みの中、1月15日のアーサーつみの講習会に参加者15名とスタッフ5名が集まってくれました。

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いつものように、危険生物の学習の後、アーサーとアナアオサとの違いも知ってもらいましたが、

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今日は強風の寒さに加えて潮の引きが小さいので、足元や服の濡れる沖の方に行かずに岸辺での活動に変更しました。

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岸辺ではたくさんのゴマフニナが集団で集まって乾燥を防いでいる姿を見てもらい、夜の満潮時にはバラバラになって各自がエサを採ることを紹介し、地域の長老が戦後いいだしを取るのに使ってきたということを知ってもらいました。

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また、岩がごろごろしているだけで一見何の生物もいないように見えても岩を起こしてみるとたくさんの貝やカニ、ゴカイ、クモヒトデの仲間が隠れていることを確かめて楽しみました。

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観察した後は必ず元に戻しておくことの大切さも学びました。

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さらにヨットのような帆を持つクラゲのカツオノカンムリが強風にあおられてたくさん岸辺に打ち上げられているのを紹介すると、「これ、カツオノカンムリだ!」と名前を知っている女の子がいてビックリ!

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その素晴らしさに思わず拍手が沸き起こりました。

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そして、いよいよアーサーを摘むことになりましたが、今は1cmほどにしか成長していないので、

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ほじくるようにして採ってもらいました。

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その後は、ザルに入れて泥や砂の汚れ、岩にくっ付いていた黒いかけらなどを取り除いていくことを知ってもらい、一面にアーサーが着いた時に活用できるようにノウハウを身に着けてもらいました。

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体も冷えてしまったので観察会を終え、奥さんと孫のゆみさんが準備してくれたアーサー汁を頂きました。

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「おいしい!」と言って三杯もお代わりをしてくれた子もいましたし、「このだしは美味しいけれど何を使っているの?」との質問もあり、寒い中のにぎやかな体が温まるひと時となりました。

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キャンプキンザーのファミリーにも声をかけ、交流しながら食べてもらいましたが、海藻が英語で「Seaweed」ということも初めて知ることができました。

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みなさん寒い中をご苦労様でした。
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by kamijiasobi | 2017-01-16 01:14 | Comments(0)

1月15日のアーサーつみの本番に向けて「遊び隊」の研修と大掃除に3人で出かけました。

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Mさんと二人で海に入って感じたのは、例年になくホンダワラなどの褐色の藻類がとてもよく成長していることでした。

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それに反して、緑色の藻類のアーサー(ヒトエグサ)やアナアオサの成長があまり見られず、1月15日の本番が危ぶまれました。

去年は海水温が高くてサンゴの白化や死滅現象が顕著で、夜の観察会でも夜光虫がほとんど見られないという例年にない現象が著しいので、心配でなりません。

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それでも、一時間ほどかけて短いアーサーを摘み、

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二時間ほどかけて岩くずや砂、泥を落としてきれいにすると

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やっと口に入れることができるようになりました。

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それをビニール袋に入れるとほんの一握りくらいの量にしかならないので、アーサーの値段が高いことに納得しました。

1月15日の本番は、アーサーつみの仕方を習得してもらい、温かいアーサー汁を食べてもらうことにしたいと思っています。

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奥さんは一人で通路の草刈りと

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ゴミ集めに頑張ってくれ、とてもきれいになりました。

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みなさん、ご苦労様でした。
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by kamijiasobi | 2017-01-13 15:34 | Comments(0)

1月8日の夜の観察会

今年最初の観察会が1月8日の夜にあり、22名の参加者とスタッフ5名の27名でスタートしました。

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ちょうど参加者2000人目にあたる方がいたので、お礼とお祝いを兼ねて漆塗りの飾りお盆をプレゼントさせてもらいました。これからもよろし~く!

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危険生物の学習をしてから

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海辺の岩場にたくさんあいた穴がカニや二枚貝の住み家だということとカニや二枚貝はきれいな沖縄の海をつくる一員だということを学びました。

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すると貝殻を脱いだ貝の仲間のイソアワモチが出て来て、伊平屋島や伊是名島ではよく食べるそうで、私も最近寿司屋で食べてみておいしかったことなどが話題になりました。

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海に入れば、冬になると海藻が一面に生き生きと成長しだしているのを見て、

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クロナマコやニセクロナマコ、

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オオイカリナマコに触れてみての違いや特徴を知りました。

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イソギンチャクに棲むカクレクマノミを探しましたが、海水の濁りと強風による波浪が強くてなかなか見つからず、毒性の強いスベスベマンジュウガニに出合い、その説明をしていると、

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やっとカクレクマノミ(ニモ)を発見し、

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見てもらうことができ、ほっとしました。

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その後は、沖縄でもなかなか体験することのできない

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トゲアナエビ釣りを楽しんでもらいました。

ところが今回も、夜光虫の輝きが今いちで残念でなりませんでした。

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大きなブロックに着き、昼間の満潮時には上の10cmだけが水面に出ていたことを説明し、

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岩に着いたフジツボ、カサガイ、オハグロガキ、オニヒザラガイなどはみんな生きていて、満潮時に活発にエサを採り、きれいな沖縄の海をつくってくれていることを紹介しました。

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帰り道では、踏んづけられて紫色の液を吐き出すタツナミガイや

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なんにでもよくくっつく白いキュビエ管をたくさん出しているフタスジナマコや毒針を持つ危険なイモガイに出合いながらも無事に観察会を終えることができました。

みなさん、お疲れさまでした。
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by kamijiasobi | 2017-01-09 11:49 | Comments(0)

あけましておめでとうございます

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みなさんのお蔭で、昨年末までの観察会数が76回を数え、参加者数が1990人となり、隊員数も13人に増え、「カーミージーの海で遊び隊」も4年目を迎えることができました。ありがとうございました。

今年はより一層の飛躍の年にしたいと思っておりますので、みなさんのご支援、ご協力をよろしくお願い致します。

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by kamijiasobi | 2017-01-01 14:18 | Comments(0)

素晴らしい自然の残るカーミージーの海で楽しく遊びましょう!