2016年 01月 27日
今年初の干潟の散策
工事現場の鉄の作業道路が撤去された後は、大きめな砂利でふさがれていましたが、モズクやアーサへの影響が心配です。
観察会のコースを歩いてみると、大きく成長したシャコガイは元気で、
ナマコもクロナマコとニセクロナマコとオオイカリナマコのそろい踏みがみられ、
トゲアナエビも元気にエサのリュウキュウスガモを取りに出て来てくれました。
冬の季節には藻類がよく育ちますが、アーサが岩にたくさん着きだし、
チヌマタ、
ホンダワラの仲間やラッパモク、フデノホ、イソスギナなども見られました。
カニでは久しぶりにソデガラッパに出会い、
イワオオギガニやケブカガニも元気でした。
アオヒトデも二匹いて、
ウデフリクモヒトデの満潮時の海水面にあつまる有機物やほこりなどを
捕食するようすをしっかり観察できました。
きれいな模様のヒラムシや
ヤングなウミヘビ、
ヨウジウオ、
大きなハボウキガイ、
恋の季節のタツナミガイが4匹も群れていたりとても楽しい今年初の干潟の散策となりました。
沖には大きな貨物船が浮かんでいました。