2016年 08月 02日
若草児童センターの観察会
こども達や先生方、高校生ボランティアやこちらのスタッフ合わせて25名の観察会となり、最初に危険な生きものの説明を受け、
岸辺の岩場のたくさんの穴が二枚貝やカニの住み家だということ、
貝殻を脱いだイソアワモチもたくさんいて、みんなで沖縄の海をきれいにしてくれていることを初めて知りました。
海草藻場で、クロナマコの赤い汁やニセクロナマコの白い内臓のキュビエ管を出す嫌がらせ攻撃の存在を知り、
オオイカリナマコのチクチクするイカリ状の骨片が名前の由来で8本の触手で泥をかき集めて食事をすること、それぞれの感触の違いを確かめ、みんな揃って海の掃除屋さんだということも知りました。
カニのソデカラッパが砂もぐりの名人技を持ち、
ペンチのような立派なツメでヤドカリの通るのを待ち伏せて襲って食べることにもビックリ!
大きく育ったシャコガイ、
卵を一杯抱えた小さいオウギガ二、
5mmほどの真っ黒いフグの赤ちゃんが二匹、
二つのかわいい目をのぞかせるクモガイ、
長い両手を持つコマチガ二、
とても大きくてきれいな青色をしたタイワンガザミのオスなどに出合ったところを
琉球新報さんに取材をしてもらえていい記念になりました。
また、海草のリュウキュウスガモを使い1~2cmの穴にすんでいる赤いトゲアナエビ釣りをみんな熱心に取り組み、
大きな四角いブロックについているたくさんのフジツボ、カサガイ、オハグロガキ、オニヒザラガイなどはみんな生きていいて、潮が満ちてきたときにはみんなが食事をしてきれいな海を作ってくれているということも知りビックリしました。
その後も「もっとトゲアナエビ釣りをしたい!」とリクエストして熱心に取り組んでいると
熱中症でぐったりしたトゲアナエビに出合いビックリしました。
最後にお腹にいっぱい卵を抱いたウツボが現れ、ビックリすることばかりの観察会を無事に終えることができました。