2016年 08月 11日
カーミージーの様変わり
先日行ってみると、海への出入り口の通路が新しくできていました。
よく見るとその表示看板に、「カーミージーの海で遊び隊」のパンフレットが拡大されて使われていました。
これは、この夏休みに土日以外にも観察会がたくさんあるので、緊急時にトイレを使わせてもらいたいと現場監督さんに申し入れをした時に、パンフレットと日程表を手渡していたものを使ってくれたようで、ありがたいことで~す。
その時に、新しい道路に降った雨水を排水するための工事をするので、
今迄の通路は使えなくなりますよ、と聞いていたものがスタートしたことで、
新しい通路には滑り止めのゴムまでひかれ、嬉しい配慮が一杯でした。
新しい道路に降った雨水を南北の道路から集めてこの一か所に排水するとしたら、
台風や大雨の時にカーミージーの海に一気に淡水が流入することになり、
環境の変化が著しくなることは確実で、それが観察会などで出会う生物たちへの影響が心配になってきます。
また、カーミージーの拝所への地下通路もすでに出来上がっていて、「人だけでなく、天然記念物のオカヤドカリも行き来できる通路も完成している」そうですが、それもうまく行くものか疑問が残ります。
便利になることと引き換えに大切な自然が破壊され、失われていくことは最小限にしたいものですね。