2016年 08月 22日
伊祖子ども会の観察会
23名の参加と5名のスタッフでスタートしました。
岸辺の岩場に開いた穴の説明をしていると、穴から大きなルリマダラシオマネキが出て来てみなさん大喜び!
岸辺の海で三日間見られたヘコアユの幼魚が今日は全く見られず、代わりに白黒黄色の鮮やかな縞模様の熱帯魚のハタタテダイの三匹の幼魚や
オス(上)が卵を抱いているヨウジウオのご夫婦がいてビックリ!
海草藻場では、私たちに酸素を提供してくれるカイメンソウ、
海の掃除屋さんのクリイロナマコ、
おしゃれに砂粒を身につけたクロナマコ、
チクチクするイカリ状の骨片を持つオオイカリナマコ、
強力シャコパンチを繰り出すフトユビシャコ、
毒針を出す大きなイモガイ、
砂もぐりの名人でヤドカリを待ち伏せて襲うソデカラッパ、
初めて見つけて初めて触ったナガウニ、
人知れず大きく成長していたヒメシャコガイ、
かわいい2個の目を持つクモガイのペアなどに出合いました。
みんなでトゲアナエビ釣りを楽しんでから、
大きなブロックに着いた生きものがみんな生きていて満潮時にエサを採り、きれいな海づくりに貢献していることを学習中は、子ども達は「ブロック湯」を楽しんでいました。
帰り道でタマガイ類の卵塊のかわいい砂茶わんや
薄いピンク色の小さなサンゴの成長に嬉しくなったり、
毒針を出す超デカイご夫婦のイモガイや
小さな潮だまりで熱中症になって死んでしまったお魚のシマウミヘビに出会ったりでびっくりすることの連続でした。
この日までで、通算67回の観察会を実施し、1,789人が参加したことになります。
観察会の参加者と隊員のみなさんのご協力に感謝致します。
私自身は寄る年には勝てず、栄養ドリンク剤を飲んでも疲れが抜けきらない体の衰えを感じつつも、カーミージーの海の素晴らしさをもっと広めたいと思っていま~す。