「泡瀬干潟を守る連絡会」主催の観察会があるというので、「カーミージーの海で遊び隊」の研修を兼ね、Aさん、Mさんといっしょに出かけました。
11時すぎに地元の中学生を含めた20人が集まり観察会がスタートしましたが、
今回の課題の一つが前回のセミナー時(2017.5.14、参照)の「ギボシムシ吸引機」のパワーアップ改良版を試してみることでした。
干潟に出ると今まで見たこともない豆のような種子がたくさん打ち上げられていましたし、
少し歩くとマングローブの植物が岩場にしっかり根付いているものに出合いビックリ!
また、岩をめくってみると茶色いヒラムシや
スジホシムシに出合い、
おいしい貝のカンギクが岩の裏側や
岩のくぼみにたくさん群れていたり、
肉食のタマガイ類の卵塊の砂茶わんが何種類も見つかり、
ナツメモドキ、ハナビラダカラやたくさんのタカラガイが見つかり貝類の多さに驚くばかりでした。
砂州に着くとたくさんのミナミコメツキガニが食事をした後の砂団子を作り、らせん状にくるくる回って砂に潜る様子を動画に収めることができました。
また、砂地に棲むメナガオサガニや
ゴカイの仲間の棲管(せいかん、住み家)が見つかりましたが、
砂地の表面にたくさんあいた穴が何の住み家なのかをはっきりさせるために「ギボシムシ吸引機」が大活躍をしました。
中学生も小学生も力を込めて頑張って砂と水を吸い上げると、ゴカイの仲間はゲットできませんでしたが、
体が透明で黄色い卵が丸見えでテッポウエビのように片方のツメが大きなスナモグリがたくさんのゲットできビックリ!
面白いようにたくさん採れるようになり、
たくさん集めて観察した後は
砂地に戻すと一目散に砂に潜って行く様子も観察することができました。
他にも砂地に棲むキンセンガ二や
タイワンガザミの死骸や
クモヒトデにも出会い、貴重な動画を残すことができました。
ウミエラ館でおいしい沖縄のぜんざいを頂いて有意義な観察会を終えることができました。
みなさん、お疲れさまでした。